第六回 二胡・中胡

さて、今回はこのコーナーでもおなじみの『アルトネリコ』で御一緒させて いただいた美人ニ胡奏者、野沢香苗さんの協力のもと、中国を代表する楽器の一つ 『二胡』とその一回り大きい『中胡』を御紹介致します。

まず初めに言っておきますが、よく一般的に『胡弓』と言われますが、 本来胡弓は日本の楽器で、二胡・中胡とはまた別物です。

二胡は唐の時代に西国(どうやらウズベキスタン辺りらしいです…)より伝わったといわれ、 木の胴にニシキ蛇の革を張り二本の弦の間に弓を通してバイオリンの様に弓を引き 弦を擦って演奏する楽器です。弓は竹で出来ていて馬のしっぽの毛などが張られています。 弦の間に弓が通っているため、低音弦は手前に弓を押えつけて擦り、高音弦は奥へ弓を押し出しながら 演奏します。文章では分かりにくいですが、弓の両面を使って演奏するというのが 最大の特徴と言えるでしょう。 ちなみに日本の『胡弓』の弓は弦の間を通っていない為、本体と弓は別々になっています。
中胡は二胡にくらべ一回り大きく二胡のチューニングが(D-A) であるのに対し中胡は(G-D)となっています。中胡の高音弦のDが 二胡の低音弦と同じ音程となるわけです。

その他に高音の出る『高胡』や京劇に使われる『京胡』など二胡の仲間はいろいろあります。

二胡

今回、野沢嬢が持って来てくれた二胡は、今や幻の木材とも言われる『炭化骨董老紅木』 を使用して製作されたものです。 屋外で100年以上に亘る苛酷な自然環境を経て乾燥され、木材の樹液、油脂などの余分な成分が 適度に取り除かれたものを『骨董老紅木』と言いますが、その成分が更に分解・結合を繰り返し、 炭のような状態になって赤みがなくなったものが今回御紹介する二胡に使われている『炭化骨董老紅木』 です。 炭化骨董老紅木は乾燥の過程でひび割れ等の現象を起こすことが多く、二胡の材料として使えるものは大変少ないため、今後は希少価値の高まる大変貴重な楽器なのだそうです!!。 「ちょっと貸して〜♪」 ぐらいの感覚で弾かせてもらってましたが、よくよく考えると、恐ろしくなってきます。 胴の裏側の透かし彫りになった飾りや、随所にちりばめられた装飾がとても美しいです。

中胡


さて中胡ですが、こちらもかなり貴重な物らしく、中国でオーダーメイドで作られた物らしいです。 糸巻きの上の飾りは龍の頭になっていて、口の中には何と玉をくわえています! この玉は龍の口の中でころころ転がります。どうやって入れたんでしょうか??? そのうえ更にこの玉には何やら文字が書かれているのです! さすが中国四千年の歴史、あなどれん。。。 二胡に比べて中胡はやはりかなり重いですね。 音的にも、か細く繊細でしなやかな二胡と対照的に しっかりと太くコシのある音がします。 どちらもバカ程難しい楽器です。



ではここらで野沢さんについて超軽〜く御紹介致しましょう。

福井県出身です。     軽すぎやっちゅうねん!!

えー、、、もう少し真面目に。

本来役者である彼女は以前上がった舞台で、二胡を弾く役をやって以来 二胡に目覚め、今ではほぼ二胡奏者がメインになっているとか。 テレビやゲーム音楽、数々のセッション等をこなし 現在2ndアルバム『Morpho』が絶賛発売中!
また昨年はEXILEのツアーメンバーとしても参加。 今や売れっ子ミュージシャンです。
詳しくはカナちゃんのオフィシャルウェブサイト
http://www.nozawakanae.com/
を御覧下さい。

ちょっと暴露ネタを公開しましょう。
カナちゃん・・・相当天然です!
かなりおもろい娘です。 おっとりフワフワ癒し系です。
彼女の魅力を是非ナマで見に行って下さい。



道頓堀ダイバーズのWACHAも個人で二胡を所有しているのですが、 演奏は今一つ・・・。必死でカナちゃんに質問してました。 では最後に二胡、中胡、月琴で遊ぶ野沢嬢・WACHA・Gakkieの写真でお別れです。

当ホームページ内に掲載された全ての文字情報・画像・データ等の無断転載・引用・複製等をお断りします。
© Lip on Hip All rights reserved.